2013年12月26日木曜日

買付け⑬博物館(モスクワ)3

次は陶磁器コーナーを少しだけご紹介します。

ロシア皇室御用達だったインペリアル・ポーセリンの
シンボルともなっている「コバルト・ネット・シリーズ」。
革命前から親しまれたデザインだと思っていたのですが
ソ連時代に入ってからデザイナーが考案したものなのだそうです!
へ~。
1950年代、デザイン:アンナ・ヤツケヴィチ、
フォームデザイン:ヤコブレワ S.。

鎖に繋がれた兵士が象徴的な
エレーナ・ダンコがロモノーソフ工房用にデザインしたチェス駒。
このデザインは本でもよく目にしたことがあったのですが
対する駒のデザインは今まで気に留めていませんでした。
「赤(ソ連軍)と白(皇帝軍)」と言うタイトル。
こんな駒でチェスしたら白で勝てる気がしませんよねぇ…


こちらはカルメンを踊るマイヤ・プリセツカヤ。
1970年、ドゥリョーヴォ陶磁器工房の作品です。