2016年7月1日金曜日

ロシア買い付けの旅☆~ダロフェエワさんお料理教室

マトリョーシカ作家、バレンチーナ・ダロフェエワさんの
大好評、お料理教室です(笑)。

今回は「アラジ」というジャガイモ料理です!
店主が25年ほど前にベラルーシの方から教わった
「ドラニキ」と似てる?とダロフェエワさんに聞いたところ
「ドラニキはジャガイモをおろしたでしょ?
アラジは細切りにするのよ」とのこと。

ジャガイモは皮をむいてしばらく水にさらし
あくを切ります。
おろし金で千切りにおろします。

つなぎとなる小麦粉を適量。

よ~く混ぜます。

あとは生地をなじませて焼くだけ、なのですが
ポスト(精進期間)中のダロフェエワさんは
卵を食べることができません。
私と娘さんのために卵入りを作るため
ここで生地を二つに分けます。

フライパンにたっぷりのヒマワリ油をひき
揚げ焼きしていきます。

表面をカリッと、中はふっくらと焼き上げます。

ケチャップやマヨネーズを付けて「美味しく召し上がれ」!

ダロフェエワさん家のふわふわトージク君。
ホフロマ塗りの食器が風景に溶け込んでいます。

セルギエフ・ポサードの町のシンボル、
「ガガーリン名称文化宮殿」です。
ダロフェエワさんが歌謡ショーのチケットを
取ってくれていました。
翌日、マリア・ドミトリエワさんにお会いした時に
文化宮殿に行ったことを話したら
「エレーナと私はあそこのコーラス隊なのよ!
昨日も練習に行ってたの~!」と。
本当に町の文化の中心地なんですね。



ダロフェエワさんも子供のころに
宮殿の中のこの「青のホール」でヨールカ祭り
(新年をお祝いするお祭り)に参加し
ジェッド・マローズからプレゼントをもらったり
雪娘と一緒に踊ったり、歌ったり。
思い出の詰まったなつかしい場所なのだそうです。