2017年6月4日日曜日

ロシア買い付けの旅☆ムラノヴォ邸宅博物館

マトリョーシカを製作していただくラリサ・バビロワさんは
同い年と言うこともあってか一緒にいて居心地よく
いつの間にやら色々と話し合う仲になりました。
今回はラリサさんの住むセルギエフ・ポサードから
車で30分ほど、ムラノヴォという村まで
ラリサさんのお友だちの車でドライブしてきました!

この領地は1816年にレフ・エンゲリガルツ少将の妻の
所有となったことから整備され始めました。
二人の長女、アナスタシアが作家ボラティンスキーの妻となり
1842年にこの地に家を建て暮らし始めました。
現在保存されているのは当時の建物です。
ボラティンスキーの死後、
友人でもありエンゲリガルツ少将の末娘の夫でもある
四等文官ニコライ・プチャータが領地を所有。
プチャータはその広い見識から多くの文学者と交友関係を持ち
アクサーコフやゴーゴリなどの作家が邸宅をよく訪れたそうです。
1869年にプチャータの娘オリガと
詩人フョードル・チュッチェフの息子イワンが結婚し
ムラノヴォ邸宅の所有者となります。
父フョードルは息子の邸宅を訪れたことはありませんでしたが
遺品の多くがムラノヴォに保管され今に伝わっています。
1918年に所有権はソビエト国家へ委譲され
1920年には文学博物館として公開されました。
19世紀の文学者たちが脈々とつながるさまざまな縁を感じ、
19世紀後期の家具や絵画、日用品が
当時の風景そのままに観ることができるムラノヴォ博物館。
また、図書館に所蔵された9千冊以上のコレクションは
それぞれの作家、詩人の研究者たちにとって
大変貴重な資料となっています。

平日の静かな午後。

こじんまりとした領地に邸宅や食堂、家族用の教会が建ち
とっても居心地の良い博物館です。

4月初旬と言うことで雪はほとんど解けていたのですが
庭園前の池はまだ厚い氷に閉ざされていました。
氷上で釣りを楽しむおじさんが2人。。。

1842年にボラティンスキーが建てた邸宅が
今も当時の姿そのままに残っています。
ゴーゴリは表玄関ではなく
ひっそりした裏玄関からこっそりやってきて来ては
階段を登ったすぐの小部屋でうたた寝をするのが
好きだったそうです。



当時の納屋がカフェとして営業しています。
ラリサさんとお友だちはポスト用のピロシキ、
私は自家製ワッフルとイワン・チャイで一休み。
このワッフルがまた、面白いんです!
邸宅で発見された「1808年トゥーラ」と刻印の入った
双頭の鷲がデザインされたワッフル型を使って
19世紀後期のレシピを元に一つ一つ手焼きしています。
カフェの中はできたての甘ーいワッフルの香りが漂い、
見ごたえある邸宅案内後の休憩にぴったり。
味はワッフルというより炭酸せんべい(分かる?)。

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